慌ててサニー君のトリミングを終えた翌日、居住型成人知的障害者施設に
ドッグセラピーに行きました。メンバーはサニー、ショパン、ルビィの常連3頭。
車に乗ってルンルン♫♬♪ ショパン君、少女マンガのような目元が可愛いすぎるよ。
この体勢はこの時期・・・ヨダレ要注意なのです・・・(^_^;)

カットもまずまずの出来栄え。抱っこするとハーバルシャンプーの香りにうっとり。

これがドッグセラピーのアフター写真です。。。たくさんお散歩したのでお疲れ。

すれ違うトラックの音などで、ときどき『なに?』っと目を覚まします。

ショパンはぼんやり窓の外をみつめます・・・。後ろの車のリアクションが結構面白いです。

もう、1年以上通っている施設ですが、犬が大好きな利用者の女性がいます。
彼女の詳しい障害の内容はわからないのですが、気が向かない日は
全く動こうとしません。この日は犬をみても反応がなく・・・。
こういう場合は無理に話しかけたり、犬を近づけたりしません。
その日の体調や気分でまったく別人のようになってしまうことが
ほかの利用者さんも含め、多々あるのです・・・。
ドッグセラピーを楽しみにしてくれていてもタイミングが悪いとダメなのです。
1時間のセラピータイムもあと、15分・・・今日は無理かなと。
すると、ようやく彼女がお決まりの行動を始めました。
彼女はとても几帳面で彼女なりのこだわりやルールがあります。
犬をさわる前に、靴をはきかえ、中庭を2,3周歩くことが彼女の
いつものパターンです。歩くのがゆっくりな彼女・・・あと10分。
いつも本当に犬が好きで抱っこして笑顔を見せてくれるのですが。
私一人でやきもきしてると、ようやくお顔に表情が出ました。
サニーのリードを持って中庭を一緒にお散歩を楽しんだ後は、
椅子にすわってお膝に抱っこしてくれました。
落とさないように大事に、大事に抱っこしてくれます。
初めて訪問した時は犬が怖くて近づくこともできなかった彼女。
今日も最後に彼女の笑顔を見て帰ることができてよかったです。
