引退盲導犬達に会ってきました ~NPO法人日本サービスドッグ協会~
今日は、特定非営利団体 日本サービスドッグ協会さんに行ってきました。
わん好き!で取り扱っているサブフードを支援価格で納品させて頂いており、
打ち合わせに行って来たのですが、事務所には今回初めて訪問させて頂きました。
この団体では主に役割を終えた補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の老後のケアを
中心に様々な支援を行っています。介護ボランティア、医療費・介護費用の援助、
高齢犬・障害犬の補助器具・介護用品の開発や普及など幅広い活動をされています。
事務所にはボランティアスタッフさんと一緒にわんこ達が迎えてくれました。
この子は昨年末に盲導犬を引退しました。やっと最近自由に過ごすことに
慣れて来たそうです・・・お仕事モードから家庭犬への移行中なのですね。
それにしても、黒光りのツヤツヤコートにくりくりの目が可愛い子でした。

この子は引退繁殖犬の男の子です。理事の方のお話では、この子は昔タイプの繁殖犬だそうです。
昔タイプ? これは、身体が大きいという事だそうです。様々な公共の場に入る事が
許されている盲導犬ですが、犬が怖い、嫌いという方々への配慮と交通機関の利用などを考慮し、
出来るだけ身体の小さい子いなるよう繁殖されてるそうです。そうなんだ・・・と納得。

この子はキャリアチェンジ犬・・・訓練をした結果、盲導犬の適正をクリアできなかった場合、
一般の家庭犬として譲渡されるそうです。でも、落ちこぼれではないんですよ。
さすが盲導犬候補と思えるくらい、訓練されたお利口さんで協会の募金活動や
補助犬の仕事や支援活動の普及のため様々なイベントなどで活躍しています。
一般家庭では、ここまで訓練するのは相当難しいと思います。

さて、みなさんに是非ご理解頂きたいことがあります。私も知らなかったことです。
『盲導犬って常に自我を殺して働くからストレスが大きくて長生きできないんだよ』
こんな事を聞いたことはありませんか? わたしはこれを聞いてそうなんだと思ってました。
でも、実は全然そんなことないんです。下の画像は協会に登録されてる引退盲導犬達です。
亡くなってしまった子も掲載されてますので年齢をよく見てみて下さい。
多くの飼い犬にとって一番のストレスはお留守番だと言われています。
しかし、盲導犬としての犬生では24時間ユーザーさんと寝食を共にします。
そして犬という動物は人と一緒に共同作業をすることが大好きです。
盲導犬として生活することで逆にお留守番の多い室外飼育の犬に比べると
いきいきとその犬生を生きているので噂とは真逆でむしろ寿命は長い子が多いのです。
引退盲導犬紹介サイト ← クリック

協会の建物です。室内は無垢の板張りのフローリング、裏には広いドッグランがあります。

引退盲導犬に一押しm(__)m


わん好き!で取り扱っているサブフードを支援価格で納品させて頂いており、
打ち合わせに行って来たのですが、事務所には今回初めて訪問させて頂きました。
この団体では主に役割を終えた補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の老後のケアを
中心に様々な支援を行っています。介護ボランティア、医療費・介護費用の援助、
高齢犬・障害犬の補助器具・介護用品の開発や普及など幅広い活動をされています。
事務所にはボランティアスタッフさんと一緒にわんこ達が迎えてくれました。
この子は昨年末に盲導犬を引退しました。やっと最近自由に過ごすことに
慣れて来たそうです・・・お仕事モードから家庭犬への移行中なのですね。
それにしても、黒光りのツヤツヤコートにくりくりの目が可愛い子でした。

この子は引退繁殖犬の男の子です。理事の方のお話では、この子は昔タイプの繁殖犬だそうです。
昔タイプ? これは、身体が大きいという事だそうです。様々な公共の場に入る事が
許されている盲導犬ですが、犬が怖い、嫌いという方々への配慮と交通機関の利用などを考慮し、
出来るだけ身体の小さい子いなるよう繁殖されてるそうです。そうなんだ・・・と納得。

この子はキャリアチェンジ犬・・・訓練をした結果、盲導犬の適正をクリアできなかった場合、
一般の家庭犬として譲渡されるそうです。でも、落ちこぼれではないんですよ。
さすが盲導犬候補と思えるくらい、訓練されたお利口さんで協会の募金活動や
補助犬の仕事や支援活動の普及のため様々なイベントなどで活躍しています。
一般家庭では、ここまで訓練するのは相当難しいと思います。

さて、みなさんに是非ご理解頂きたいことがあります。私も知らなかったことです。
『盲導犬って常に自我を殺して働くからストレスが大きくて長生きできないんだよ』
こんな事を聞いたことはありませんか? わたしはこれを聞いてそうなんだと思ってました。
でも、実は全然そんなことないんです。下の画像は協会に登録されてる引退盲導犬達です。
亡くなってしまった子も掲載されてますので年齢をよく見てみて下さい。
多くの飼い犬にとって一番のストレスはお留守番だと言われています。
しかし、盲導犬としての犬生では24時間ユーザーさんと寝食を共にします。
そして犬という動物は人と一緒に共同作業をすることが大好きです。
盲導犬として生活することで逆にお留守番の多い室外飼育の犬に比べると
いきいきとその犬生を生きているので噂とは真逆でむしろ寿命は長い子が多いのです。
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協会の建物です。室内は無垢の板張りのフローリング、裏には広いドッグランがあります。

引退盲導犬に一押しm(__)m


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コメント
Re: 私も盲導犬を支援しています
ご訪問&コメントありがとうございます。
素晴らしい活動をされているのですね。
消費しなければ経済活動を維持できない資本主義のなかで
どんどん消費してどんどん買って・・・というシステムが
たくさんの“もったいない”を生み出していますね。
本来は廃棄されるものもリサイクルにより必要とする方に
利用されるのは素晴らしいことですね。
こうした形の社会貢献であれば誰でも参加でき、
なおかつ家の中がスッキリするなんて一石二鳥。
ぜひ、私も利用してみます。
今回は良い情報を教えて頂き有難うございました。
犬の事が中心のブログですがまたご訪問くださいませ。
2013-06-01 23:04 わん好き! URL 編集
私も盲導犬を支援しています
それで、視覚障害者を含め、障害者の方々を支援する方法が、募金以外にもあるので、それをお伝えします。大阪にある、『豊能障害者労働センター』では、バザー品を一年中募集していて、バザー品の売り上げが、障害者福祉に使われています。
このセンターでは、5つのリサイクルショップを運営して、バザー品はそこで売られています。ここのセンターにバザー品を送ることは、障害者の方々に『仕事』を提供することにもなり、障害者の『自立』を支援することにもなります。
私も「ずっと長く使う」と信じて買ったものが、意外と使わなくなった、ということが、よくありました。以前はもったいないと思いながら、不用品を泣きたい気持ちで仕方なく捨てていましたが、今はここの労働センターに送れるので、とても嬉しいです(^^) それで、私と同じように、「使わないものを捨てられない」と悩んでいる人を助けたくて、多くの人に、この労働センターを教えているのです。
バザー品の送り先のHPは http://www.tumiki.jp/bazar.html
です。ここでは、一般のリサイクルショップで引き取らない物や、他のバザー会場で売れ残った物も受け入れていて、それらはきちんと商品として販売されています。
また、ここの送り先を気に行って下さったら、知り合いの方にも伝えて頂けると嬉しいです。私は一人でも多くの「もったいなくて捨てられなくて困っている」方々を助けたくて、そして多くの家庭に眠っている『不用品』が、障害者支援の役に立ってもらいたいので(^^)
2013-06-01 18:50 せきぐち URL 編集
Re: タイトルなし
犬の虐待でネグレクトも増えてますね。
犬って本当に人が好きな動物です。
2013-05-30 15:44 わん好き! URL 編集
なるほど、人間との関係がないとストレスなんですね。
いま、留守番をさせている飼い主さんは多いでしょうね。
2013-05-30 07:41 京男 URL 編集